よくある質問Q&A

不動産取引に関するよくある質問をQ&A形式でご説明いたします。

■土地の売買に関して

Q1:土地を売りたい(買いたい)が価格はいくら位になりますか。
A1:電話での問い合わせが一番多い質問です。
一言で「土地」といっても宅地と農地では価格設定が違ってきます。また、公道との接続状況や上下水道の設備状況、土地の形態等で価格補正が必要になります。
当社では、これらを総合的に勘案することを前提にして、一般的には固定資産税路線価から公示価格を類推して売買価格を提案しています。
ただし、実際の売買では、売り手と買い手の双方が妥協して価格が決まるというのが実態ですから、その間に入って成約に努力するのが我々の仕事となっています。

Q2:土地を売りたいが税金はいくら位かかるのでしょう。
A2:土地を売却すると確定申告による譲渡税の支払いが義務付けられています。
住宅の売却の場合は3,000万円の特別控除が使える場合がありますが、更地の場合はほとんどの場合控除はありません。(代替地を購入する場合には特別な控除が使える場合があります。)
当社は、土地の売却を依頼された個人のお客様には、確定申告書の作成をサービスで代行しています。
譲渡税の申告相談は市役所で対応しておりませんので、申告漏れを防ぐ意味でもお手伝いさせていただいております。
さて本題の税金額ですが、特別な控除がない場合は以下の計算式で納税額をお見積もりしていますので参考にしてください。
(土地の売却金額−購入時の価格−売買に伴う経費)×20% <国税と地方税の合計額>

■土地の貸借に関して

Q1:土地を借りたい(貸したい)が年間いくら位が相場ですか。
A1:土地の賃貸借価格に関する相談も頻繁に承ります。
既に、賃貸借を契約している場合でも、借主から貸主に対して支払額の引き下げを交渉してほしいと依頼されるケースが増えているためです。
当社では、基本的な対応として、賃貸借価格の一般的な相場を計算して提示するようにしています。
すなわち、固定資産税路線価の4.5%を単価として提示しています。これは、千曲市の固定資産税額と都市計画税額の合計が固定資産税評価額の1.5%であることから、その3倍が賃貸借価格として妥当であると考えるからです。
ただし、土地の利用目的や建物のあるなしで変わりますので、更地を駐車場等で利用する場合の一般論とご理解ください。

Q2:土地を貸している親が死亡して相続しましたが、どのような手続きが必要ですか。
A2:長年この仕事を続けていると、土地賃貸人の相続による変更手続きが増えています。
先ずは、土地の相続登記を行っていただくことが肝心です。その上で、相続した新しい賃貸人と賃借人とで「覚書」に署名捺印してもらう方法をお勧めしています。
ただし、契約内容に変更があれば契約の更新をした方が良い場合もありますので、賃料等重要な事項に変更がない場合の一番簡単な方法とご理解ください。

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